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子育て手記1
 
グループホームに入居して2年

京都手をつなぐ育成会  南支部 戸倉 君子

 



食事は自分で、着替えもなんとかでき、お風呂は全介助、トイレのおしっこはいいのですが、大便の時は声を出して呼びます。拭いてほしいのです。ウォシュレットをやりましたが水が出るのが怖いのでダメでした。でも自分で出来ることは勝手にしていますが人の手をかりなければ生活できません。

 

☆自立させるため
 西養護学校卒業の時息子のために少しでも自立できればと、初代会長 川村 つやさんに相談し美山育成苑の2年短期入所を選びましたが、急に親元から離され、寂しかったのと知らない人との生活でストレスから病気になり何回も迎えに行きどうにか2年過ごしました。悪かったなあ~と思います。親としてはなんとかしてやりたい気持ちがあるのです。

 

☆社会福祉法人 乙訓福祉会
 美山育成苑を退苑する時、どこに息子を受け入れてもらえるか?心配でした。
南福祉事務所より、乙訓福祉会を紹介され1991年4月より乙訓楽苑へ行くことになりました。乙訓楽苑は1990年10月知的障害者通所更生施設として開設される。 定員 30名 。2003年4月の支援費制度開始を機に通所施設の名称を「乙訓楽苑」は「障害者地域活動センター乙訓楽苑」と改称

・作業 

紙粘土額縁製作  さおり織  ビーズアクセサリー製作  アルミ缶プレス   
ぼかしによる肥料作りなど週5回、午後に実施 
製品は、年2回 長岡イズミヤスーパーにて(乙訓福祉会バザー)販売しています。
他の作業所も参加   (家族会の製品も販売)当番で手伝っています。

 

・グループ別活動  

生活グループ(話し合いながら利用者の意見に基づいて実施)
歩行、ストレッチ(音楽に合わせての体操)、スポーツ、3B体操
クラブ(太鼓、カラオケ、陶芸 )

 

☆ グループホーム(共同生活住居)へのキッカケ
 2004年4月に男性のグループホーム「ハイツまんてん」開設
2009年4月移転することになり(2階建て)2部屋、空きが出来ました。
その時 私は思ったのです。今しかない、申し込もう(早い方がいいだろう)。今度はいつ出来るか解らない? 主人は反対しました、美山育成苑のことがあったからです。でも私は、なんとか主人を説得し「ダメなときは又、家から楽苑に通えばいい」という思いで入居することになりました。
2階は17畳の食堂、台所兼リビング、トイレ、浴室、個室 4部屋、エレベーター、息子の部屋は7.2畳です。
1階は女子2名、1部屋は体験用。
昼間は楽苑、夜も同じ仲間での生活を過ごし(土曜日の朝NPOの方に家まで)
グループホームに行ってからは家では出来ていない体験をさせてもらい(コンビニ へ買い物に行くこと)手伝いもしているようです。
月1回の歯科医への検診、治療も慣れました。(楽苑より帰りの車で歯科医まで)

 

☆ 余暇
 月 4回 ヘルパーさんと外出   
2ケ所の 障害者居宅支援事業所(地域支援センター)に登録しています。
1回 土曜日 グループでの外出(女性も一緒)
3回 日曜日 マンツーマン(男性ヘルパー)
いろいろ連れてもらって楽しいのでしょう、嫌がらず出かけています。

 

 これからの課題は、子供たちが親亡き後安心して暮らせる場所が必要です。
障害があっても地域で暮らせるようにと思うのが当たり前のことでしょう。
それは知的障害者専用のグループホームが各地区に出来るように会員の皆さんで話し合い、運動することです。必要ないと思われる方もおられるでしょうが、親子でいつまでも暮らすことができればそれに越したことはありません。そのために会員みなさんで力を合わせていかないと前には進めませんし、何も出来ないのです。
グループホームが出来ても、いつまで居られるか分りません。年をとれば人のお世話にならなければ生きてはいけないのは、一般の人もおなじです。 だから障害があっても年を重ねると、普通に暮らせる場所として、養護老人ホームが必要となります。まだ先の事になると思いがちですが、皆さんでがんばっていきましょう。
 ・経験

息子はいろいろ辛いこともしてきました。私も出来る限りのことをしてきたつもりです。
グル―ホームの生活も(ショートステイを何回も)経験したおかげだと思います。

 ・他

 息子はおとなしくみえますが、気にいらないと手をだします。今は大丈夫ですがたまに、(中学部)の時、いちばんひどく暴れ幾度も叩かれたりしました。私もやり返したりし、主人と抑え込んだこともあります。車に乗っている時も運転している私を後ろからバシッとやられ、なにが気にいらないのか分りませんでした。スーパーに買い物に行って「帰らないと」スーパーから出てこず困ったこともあります。学校の先生も「おとなしいてっちゃんが」と驚いておられました。反抗期だったのでしょう?

 

 グループホームに入居するときは判定区分の見直し(4~5)へ、はじめは居宅介護の時間数がもらえませんでしたが、生活するには必要なので福祉事務所へお願いに行き、身体介護の時間数を頂きました。
皆さんも利用できる支援を子供たちのために大いに利用して親子でがんばりましょう。